寝ながら瞑想を!効果を引き出す3大メソッドとは

寝ながら瞑想できることをご存知でしょうか?「寝ながらリラックスできる方法を知りたい」「不安を減らす方法を知りたい」
そんな方に寝ながら瞑想をするとどんな効果が得られるか、その方法についてについてご紹介します。

瞑想ってそもそも何?

【1】瞑想のそもそもの目的とは?由来とは歴史とは?

一般的に、瞑想の目的とは、「自分の人生を幸せで楽しく過ごすことができるようにしたい」という考え方があるそうです。
瞑想は古代インド由来にあります。その後、ヨーロッパを中心にイスラーム国にも普及していきました。

【2】医学・科学的な根拠はあるの?

瞑想には、精神疾患に効果があると言われています。
精神疾患治療に瞑想を取り入れた結果、症状が緩和されたり、回復したりするという研究結果があります。

【3】瞑想にも種類がある?種類の瞑想と特徴の違い

瞑想の種類は大きく分けて3つあります。
(1)ヴィパッサナー瞑想
これは「ものごとをありのままに見る」というインドの最も古い瞑想の方法です。
この瞑想は、現在の瞬間を捉え続けることで妄想を捨てていくことが特徴です。

(2)マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想はやる気の向上やストレス耐性が身につく効果があります。
その効果は企業のストレス対策に取り入れられています。

(3)慈悲の瞑想
慈悲の瞑想は仏教におけるもので、この瞑想法は「自分の幸福を願う」ものです。
慈悲の目的は「自らを清め、悟るため」です。

【4】誤った方法での瞑想は危険?

お風呂での瞑想はあまりおすすめしません。
湯船に浸かっているとリラックスができる一方で、のぼせたり、眠ったりすると危険ですのでおすすめできません。

【5】瞑想にオススメの場所・環境とは?

瞑想をするのに最適な場所は、自分が気に入った静かな場所がオススメです。
身近な場所であれば、自分の家や静かな神社や図書館などが挙げられます。
自分に一番合う場所を探してみると良いですよ。

瞑想に期待できる3種類のメリット

【1】ストレスが減らせる

瞑想をすると、どの研究においても「ストレスが軽減される」という結果が出ました。
ストレスを感じたときに分泌されるホルモンが減少したり、自律神経が整ったりすると言われています。

【2】集中力が高まる

瞑想は集中力を高める効果があります。
集中力を高めることで、仕事の生産性が上がり、クリエーティブな発想がしやすくなります。
Appleで有名なスティーブ・ジョブスも瞑想をやっていることで有名です。

【3】病気の予防や回復につながる

瞑想は病気の予防や回復にも繋がることがあります。
精神疾患の治療をする際に瞑想を取り入れた結果、症状が緩和されたり、回復したりする傾向がみられたという研究結果があるそうです。

瞑想を始める前に!知っておきたいつのチェック項目

【1】そもそも寝ながら瞑想して良いの?座って行うのと効果などの違いは?

寝ながら瞑想をするのは問題ないです。
座って瞑想をすると、寝ながら瞑想をするのに比べて姿勢を意識して集中力が上がりやすくなります。

【2】眠くなった時はどうしたら良い?

眠くなってしまう時は、座って瞑想をすることをおすすめします。
腰を引き上げて、背筋を伸ばし、背もたれから体を話してやってみましょう。
それだけで大分変わってきますよ。

【3】時間の目安は?いつ頃・どれくらいの頻度で行うのがベスト?

15分が目安です。
それ以上やると、逆効果です。
瞑想をする時間としては朝と夕方の食前に1日2回行うのが理想的です。

【4】どんな心構え・意識で行ったら良い?

瞑想をするときには、過度に集中しすぎないこと・自分に無理に強いたり、制限したりしないこと・自分と向き合うこと。
これらを意識して行うことをオススメします。

【5】呼吸・寝方の姿勢のコツは?

瞑想をする際は、腹式呼吸をします。ゆっくり吐き、ゆっくりと吸います。呼吸に集中し、頭の中を呼吸のみに集中させることがポイントです。寝方は自分のやりやすい姿勢で構いません。

【6】家・外での違いは?証明・音楽の活用はあり?

瞑想をする際、家と外の違いですと、雑音があるかどうかという点においては異なります。
瞑想をするときに音楽の活用をするのは非常に効果があります。
音楽は心身をリラックスさせてくれるので、瞑想をする際に音楽を活用するのは非常に効果的です。

【7】集中が続かない?うまく瞑想ができない場合のコツとは?

うまく集中が続かない時は、瞑想をする場所を綺麗にして、極力物が目に入らない環境を作ると良いですよ。
目を閉じていても、閉じる前の景色が思い浮かんで、気が散ることがあります。
だからそういう時は、一旦立ち止まって自分の身の回りを整理整頓してみましょう。

【8】瞑想にはテーマを設けると効果的?

瞑想をする際にテーマを設けると、心が自然とその方向を目指すことができるので効果的です。
例えば、体全体の力が抜けているかといったことを意識するだけでも大分変わってきますよ。

【9】雑念が入ってきたときの対処方法は?

瞑想をしようとすると必ず雑念が出てしまいます。
これは仕方ないことです。
むしろ雑念が出てきても、冷静に「雑念があるな」「今はムカついてるんだな」という風に自分を客観視すると良いですよ。
「集中しないと!」
「雑念を無くさなきゃ!」
というような思い込みがあると、悪循環に陥ります。
そういう時こそ、自分が今どんなことを感じているかを客観的に分析すると良いです。

【10】上手に続けるポイント・習慣にするポイントは?

上手に続けるには、まずは短い時間から瞑想をすることをおすすめします。
最初から10分でやると、途中で雑念が生じることがあるので、最初は1分でやると良いです。
徐々にできるようになったら、5分・10分と時間を伸ばしてやってみると習慣になるはずです。

寝ながら瞑想を正しく行う基本的な3ステップ

【1】ステップ1;まずは周りを静かにして、落ち着く環境を作ります
【2】ステップ2;寝る姿勢を取り、体全体の力を抜きます
【3】ステップ3;腹式呼吸を行います

※瞑想で注意すべきことは?
瞑想はやりすぎないことが大切です。確かに瞑想をすると、プラスの効果がある一方でマイナスの効果もあります。
瞑想をやりすぎると、幻覚幻聴を起こしたり、自律神経に影響を及ぼすような症状があるのでその点は要注意です。

まとめ

【1】瞑想は科学的な効果があることを立証しています
【2】寝ながら瞑想をすることで3つの効果が期待できます
【3】瞑想をする際は、静かな場所で時間を決めてやることが大切です
【4】最初は短い時間からやることをおすすめします
【5】集中力を上げたいときや精神的に病んでいる時などに瞑想を取り入れる機会

マインドフルネス呼吸法の5大効果とは

現代のビジネスマンにとって、仕事と生活を両立させパフォーマンスを向上・維持させることは、永遠の課題です。しかし、多くの人は日によって、パフォーマンスに波があります。その原因の一つに「集中力の低下」が挙げられます。今回は、失われた集中力を鍛えることができる「マインドフルネス瞑想」をご紹介します。

そもそも呼吸方法にもいくつかの種類がある?

マインドフルネス瞑想のやり方を、やさしく説明すると、「まず、2分間、穏やかで一貫した注意を、自分の呼吸に向ける」ということができます。ここで、最初に抑えておきたい大事なポイントは、「呼吸」です。では、その呼吸法には、どんな種類があるかを2つ紹介します。

【1】4-7-8呼吸法

ハーバード大学出身のアンドリュー・ウェイル教授が考案した呼吸法。マインドフルネス呼吸法の中では、基本となる呼吸法です。

【2】酸素アドバンテージ・プログラムの呼吸法

パトリック・マーキュン氏が、ビューテイコ呼吸法の生みの親であるコンスタントチン・ビューテイコ医師から学び、開発した呼吸法です。欧米などで流行っているヨガが提唱する深い呼吸法とは違い、静かで、穏やかで、浅い呼吸法になります。

世界最大の医療サイト(Mercola.com)設立者ジョゼフ・マーコーラ医師も絶賛し、13年以上にわたって「オリンピックの金メダリスト」をはじめとする5000人以上の人生を変えた呼吸法として世界で知られています。

マインドフルネス呼吸法とは何?

【1】そもそもマインドフルネス とは?

ブリタニカ国際大百科事典2016年度版によると、マインドフルネスとは、「心をとどめておくこと、あるいは心にとどめおかされた状態としての記憶、心にとどめたことをよびさます想起の働き、心にとどめおかせる働きとしての注意力」と述べています。
マインドフルネスを心理療法として最初に導入したジョン・ガバット=シンは、「意図的に、現在の瞬間に。そして瞬間瞬間に展開する体験に、判断せずに注意を向けることで現れる気づき」と定義しています。

【2】マインドフルネス呼吸法とは?

注意をむける対象が「呼吸」になったバージョンと言い換えることができます。
まず、呼吸をしていることを自覚し、次に呼吸のプロセスに注意を払うこと。
ポイントは、呼吸の一定のリズムを感じとり維持すること。たとえ呼吸が乱れたとしても、慌てずにゆっくりと戻していくことです。

【3】マインドフルネス呼吸法は医療・職場でも効果は本当にある?

マインドフルネス呼吸法は、医療でいえば多くのエビデンスがあり、劇的な効果として挙げるとしたら「うつ傾向の改善」の研究結果が報告されています。
また、職場でいえば、有名な事例だと、Google社がマインドフルネスをベースとした「Search Inside Yourself」を導入していることなどが挙げられます。
利用者の中には、なんと、「自分の性格がよくなった」という報告もあり、それによって人間関係構築に大きく貢献して例もあります。

【4】普通の呼吸法とマインドフルネス瞑想の違いとは?

普通の呼吸とは、無意識下で行われる呼吸、つまり、生きていく上で本能的に行われている呼吸です。
生きる上で普通に空気を吸い、吐く。この一連の動作に感想は生まれません。それは当人にとって当たり前のことだからです。

それに対して、マインドフルネス呼吸は、ただ座って目を閉じて、空気を味わうこと。深く言えば、生を味わうように、呼吸を丁寧に味わっていくことです。
何も知らない部外者が入ってきたら、単に休んでいる時間にしか見えないが、当人にとっては、何気ない時間の中でも深い気づきを得て、「自分」という世界を広げていくことに集中できる、楽しく喜びに満ちた時間です。
このように、普通の呼吸法とマインドフルネス瞑想の違いは、目の前で見ているものへの叡智を見出すことができるかできないか、ということもできます。

【5】どんな人にマインドフルネス呼吸法は必要?

本や会話や会議の内容が頭に入らない人。
対人関係において、相手にイライラしやすい人。
都会の喧騒に気が散りやすい人。

このような人達にとって注意を妨げる要因は「マルチタスク」です。
今その瞬間に自分の価値観や感情が頭を独占してしまうことによって、もっと大事なことに集中できなくなってしまいます。
だから、知識としてマインドフルネス瞑想を取り入れ、周りの状況に影響されずに1つの事に集中するスキルを身に着ける必要があります。

マインドフルネス呼吸法に期待できる5大効果

健康面と生産性向上の2つの面で、期待できる効果があります。その中でも最も良いものを紹介します。

【効果1】メンタル強化:マインドフルネス瞑想を 8週間続けると、扁桃体が強化される研究結果があり、それによって負の感情に流されない強くなります。
目に見える効果として、白髪が減る、心臓病のリスクが半減という報告があります。

【効果2】長寿効果: DHEAと呼ばれる、あらゆるホルモンの源にもなっている脳内物質が活性化し、脳の成長を促し、免疫機能向上にもつながります。
さらに、テロメア【生命維持の回数券とも言われる】が伸びる研究もあり、アンチエイジング効果も期待され研究が進められています

【効果3】記憶力向上:マインドフルネス瞑想を週に4回、一回につき10-15分間行い続けた学生と、そうでない学生の成績を調べた研究で 、マインドフルネス瞑想を行った学生は11%の成績向上が確認されています。

【効果4】生産性向上:ハーバード大学の研究によると、マインドフルネス瞑想を一日一回、だいたい27分間【約30分間】、2週間 つづけると、集中力と洞察力が増え、それによって単位時間における仕事をこなす量が増えた、という研究結果があります。 仕事には、成果に結びつくアイデアも含まれるので、クリエイティブな職業に就いている方にもお勧めといえます。

【効果5】感受性が良くなる: 洞察力が深まることによって、芸術鑑賞を、よりじっくりと堪能することができるという研究結果もあります。洞察が深まることで共感能力も向上するので、「交友関係が良くなった」という報告もあります。

実際にやってみよう!マインドフルネス呼吸法のステップ

先ほど、マインドフルネス瞑想の呼吸法で紹介した2つの呼吸法の実践方法をご紹介。

【4-7-8呼吸法のやり方の4つのステップ】
1椅子や床に背筋を伸ばして座る。※椅子の場合、背もたれに寄りかからないこと。
2口を閉じ、「4つ」数えながら息を吸い込む。※余計な力を抜くこと
3息を止めて、「7つ」数える。※心の中でカウントすること。
4「8つ」数えながら、口から息を吐き切る。

※1~4を1セットとして、一回に3セット行う

【酸素アドバンテージ・プログラムの呼吸法のやり方10のステップ】

1片手に胸を当て、もう片方を、へその上あたりに当てる。※手で呼吸を感じ取る
2ゆっくり息を吸い、お腹がふくらむのを感じる
3ゆっくり息を吐き、お腹がへこむのを感じる
4自分の呼吸パターンを観察する。
5手に力を入れて静かに胸とおなかを押し、呼吸の動きを抑制する。※手の力に反発するイメージで呼吸する
6呼吸の量を減らしていく。
7いつもより小さく息を使い、小さく息を吐く
8リラックスして息を吐く。ゆっくりと、体の力を抜いて息を吐く
9呼吸全体をリラックスさせる
10体に力を入れない。※息を止めたり、呼吸にポーズを入れたりしない。スムーズに呼吸を続けること。ただし呼吸量だけは減らしていく。

この呼吸法の目的は、がまんできる程度の息苦しい状態をつくることです。
この「小さな呼吸」を3分から5分続けること。
※もし、呼吸のリズムが乱れ、呼吸筋が収縮するのを感じる場合は、息苦しさの程度が強すぎているためである。その際は、呼吸法を中止し、呼吸が正常に戻ったところで再開すること。

ここに注意!正しく効果的に行うために知っておくべきポイント

【1】 注意点:姿勢 
姿勢は背筋を伸ばすこと。おへそを前に突き出すイメージで行う。そうすることで脳波が良い方向に変わるという研究結果があります。

【2】 注意点:行う時間帯
マインドフルネス瞑想を習慣化することが目的であれば、朝一に行うこと。その理由は、朝の内が意志力が高いという研究結果があるからです。
リラクゼーションが目的であれば、昼の休憩や夜のお風呂などの5-15分間隔から始められます。

【3】マインドフルネス瞑想の習慣化のコツと注意点
習慣化する目的であれば、すでに習慣化している動作と組み合わせること。
例をあげると、寝具から着替えるあとに、マインドフルネス瞑想を行うなど。
最初からいきなり30分を目指さないこと。最初は5分も目標とし、それが一ヵ月継続出来たら、時間を増やしていくこと。

【4】よくある挫折例 は?
マインドフルネス瞑想中に呼吸に集中できず「苦しい」と感じ、次第に面倒くさい感情に変わって辞めてしまう方が多いようです。
それは非常に勿体ないことであることを認識する必要があります。
なぜなら、マインドフルネス瞑想で集中力がつく最も効果的な瞬間は、逸れた注意力を元に戻すとき、だからです。
筋力トレーニングでも負荷が強いダンベルを定位置に戻す時に、力が付くように、マインドフルネス瞑想も注意が逸れたときに、戻すことができてはじめて、集中力が身につきます。
注意が逸れたら、その習慣を成長する機会ととらえて、是非、諦めないようにしましょう

まとめ

今は、インターネットによって、すぐに必要なデータや情報を得られる恩恵を得る代わりに、注意力を分散させる「プッシュ通知」「広告」「メルマガ告知」などと隣り合わせに過ごしています。マインドフルネス瞑想によって、得られるものは、最も大事なことに1つに集中することができる「集中力」でした。

その集中力をつける上で最も大切な点は、「逸れた注意を元のあるべきところに戻す」ことです。これから始められる方は、まずは1分を目標にして、それから一ヵ月継続したのちにタイムを徐々に伸ばして実践してみてください。実際に体験することは、何にも変えることができない、自分だけの宝になります。ぜひ、今回の記事で、その宝石を1つ見つけるキッカケになれば幸いです。

【企画】マインドフルネス教室 in TOKYO

みなさん、こんにちは。

今回は2018年9月に11日に世界的な起業家コミュニティーであるEOの東京チャプターの勉強会で、スティーヴン先生による、マインドフルネスのワークショップの企画のアレンジをさせて頂いた様子を紹介します。

講師紹介

講師はスティーヴン・マーフィ重松先生と奥様のチナさんです。マーフィ先生はハーバード大学で心理学の博士号取得された後、ハーバード大学、東京大学、スタンフォード大学で教鞭をとられました。現在ではスタンフォード大学ライフワークス・ファウンデイング・ディレクターを務めていらっしゃいます。

”EO”とは?

EOとは「EO-Entrepreneurs’ Organization(起業家機構)」の略で、1987年に設立された組織で、参加条件は、創業者かつ現役の経営者、かつ年商1億円以上です。EOは世界54カ国、173拠点が存在し、13,000人を超える起業家たちが所属しています。日本では95年にグロービス創業者でグロービス経営大学院学長の堀義人氏を中心に設立。国内ではTokyo、Osaka、West Tokyo、Tohoku、Nagoya、Fukuokaの6つのチャプターがあり、日本全体では約450人の会員がいます。

今回の勉強会を行った「EO Tokyo」には世界で最も多い263人が所属。月に一度の勉強会「月例会」を行う他、メンバーが約10人ごとに分かれて定期的に集まる「フォーラム」など、様々な学びや共有の機会があります。

*参考Forbes「創業者、かつ年商1億円以上 一流の起業家が集う「EO」の知られざる結束」

今回の勉強会には約140名ほどの参加者の方がいらっしゃいました。

マインドフルネス

今回の勉強会では140名の方がいらっしゃったのですが、いつもの参加者人数より多いそうです。経営者が”マインドフルネス”に関心があるのだということがわかりました。「名前は聞いたことがある。」「なんとなく瞑想とかをするのは知っているけど、何かと聞かれると答えらない。」という方が多いように感じました。

アメリカの有名大学である「スタンフォード大学」や「ハーバード大学」でも、学生の中には「今の自分は何か物足りない。」と感じている子も少なくないそうです。精神療法の一つに、「森田療法」というものがあります。この療法は「自分をありのままに受け入れると変わることができる。」という考え方です。この「ありのままを受け入れる」という考え方は、マインドフルネスに通ずるものがあります。

過去の失敗や、未来への不安に意識を向けるのではなく、”今、この瞬間”を意識することで心を落ち着かせることができます。マインドフルネスはあくまでも状態であり、瞑想や、メディテーションはその手段に当たるそうです。

瞑想体験

勉強会では、実際に瞑想を体験しました。瞑想の方法については色々な方法がありますが、今回は椅子に座りながら行いました。スティーヴン先生も大学で授業を行う前に10分程度瞑想を行うそうです。これは宗教的な意味合いがあるわけではなく「心を落ち着かせる」目的で行います。宗教上瞑想ができないという学生には、静かに目を閉じてもらったり、祈ってもらったりするそうです。この心を落ち着かせる時間を設けることで、そのあとの授業の雰囲気が変わるそうです。これはビジネスにも応用ができます。会議の前などに瞑想を行うことで、心が落ち着き”今”に集中することができます。すると”今”はなんの会議なのか、何を決める時間なのかなど集中できる様になり、効率の良い会議ができるようになります。

癒しだけでなく、多くのことを気づかせてくれるマインドフルネス。アクティビスタではマーフィ先生のマインドフルネス講演会の企画・運営をお手伝いしています。興味や関心がある方、またマインドフルネス講演に関するご質問など、ぜひご連絡ください。

【経営者勉強会】なぜ、マインドフルネスが重要か

みなさん、こんにちは。

今回は2018年6月15日に経営者の方々の勉強会で河合さんが講演を行なったことについて紹介したいと思います。この勉強会は「三軒茶屋周辺の経営者の勉強会」ということで、「三茶会」と呼ばれているそうです。

今回のテーマ

今回、河合さんが講演したテーマは、「なぜマインドフルネスが重要なのか」についてです。マインドフルネスとは”今”に集中すること。経営者さんは常に忙しく、意識が様々なところに行ってしまい”今”に意識がない人が多いのではないでしょうか。職場では、仕事のことだけでなく家庭のことを考え、家に帰ったら仕事のことを考えてしまう。部下の話を聞いている時には、話を聞きながら、パソコンでメールやメッセンジャーの返信をしてしまい、”今”目の前にいる部下に意識がいっていない。多くの経営者の方に心当たりがあるようでした。

なぜ今に集中する必要があるのかをはじめ、河合さんがメディテーションについてインドで学んできたことについての共有などを行いました。

Who are you?

河合さんのお話だけでなく、「Who are you?」というワークを行いました。これは2人1組のペアになり、一人が「Who are you?」と相手に問います。問われた側は自分が誰なのかを答えます。例えば「〇〇会社に勤めている□□です。」のように答えます。今度は反対に答えた側の人が「Who are you?」と問います。これを何回も繰り返していきます。何回も繰り返すうちに私が誰なのかを深く考えるようになります。自己紹介には慣れている方でも、「Who are you?」の問いを繰り返し受けることで、自分が誰なのかの答えにつまるような様子が見られました。

美しい心と苦悩の心

人間の心の状態は美しい心の状態と苦悩の心の状態の2つしかないそうです。「美しい心の状態」とは単にポジティブであることではなく、美しい意識状態のことを言います。例えば、スポーツで優勝した瞬間、山の山頂に立ち、達成感で胸がいっぱいになった瞬間など、周りのもの全てがキラキラして見える様な感覚です。反対に「苦悩の心の状態」とは先程ご説明したような「美しい心の状態」以外の時は、すべて「苦悩の状態」と考えます。苦悩の心の状態にあるときは、ネガティブな感情が現れます。怒り、悲しみ、イライラ、嫉妬、不安な心などです。これらのネガティブな感情が出たときは自分の心の状態が「苦悩の状態」になっていると教えてくれるサインでもあるのです。「美しい心」「苦悩の心」どちらの状態の方が仕事で良い判断ができるでしょうか。この2つの心の状態の違いについてもお話をしました。

その後の懇親会にも招待して頂き、美味しい料理とワインをご馳走になりました。”今”を意識できていないかもしれないという経営者の方が多く、どのようにしてマインドフルネスを行えば良いのかなどの話題にもなっていました。

今年の9月にもマインドフルネス教室を企画しております。詳細が決まりましたらご連絡させて頂きますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

【5分で実践】マインドフルネスの正しいやり方5STEP

1)マインドフルネスってそもそも何?

【1】いまこの瞬間に

マインドフルネスの権威である、マサチューセッツ大学医学校名誉教授のジョン・カバット・ジン氏によると、マインドフルネスは下記のように定義されます。
Mindfulness is the awareness that arises through paying attention on purpose, in the
present moment, non-judgmentally to the unfolding of experience moment by moment.

訳すと、「今この瞬間に、偏った価値判断を加えることなく、意図的に、能動的な注意を向けること、そしてそこから得られる気づき」となります。マインドフルネスの考え方としては、「今の瞬間」に対して意識を向けるというのが一番わかりや
すいでしょうか。

過去への後悔や、将来への不安など多くのストレスを抱え苦しんでいる人が多い中で、マインドフルネスが実践できている人は、「今の瞬間」に意識を向けることで、ストレスの軽減や感情のコントロールができるようになり、高いパフォーマンスを発揮することができます。

【2】医療・企業でも取り入れられている


マインドフルネスの考え方を実践したマインドフルネス瞑想(仏教瞑想より宗教的要素を除いた瞑想法)は、ジョン・カバット・ジン氏によって開発され、医療現場でも患者のストレスの軽減や鬱病の再発防止の効果が実証されています。
ストレスを軽減し、仕事の生産性を上げる効果があるとしてグーグルやマイクロソフトなどでマインドフルネスの考え方を実践するプログラムが実践されています。グーグル社内で開発された、マインドフルネスのプログラムは「Search Inside Yourself(SIY)」は日本でも認定講師によって多くの方に紹介されています。

2)マインドフルネスに期待できる5種類のメリット

【1】メリット1:ストレスの軽減

マインドフルネスがストレスの軽減に効果があるというのは、多くの研究で実証されています。
MRI(磁気共鳴画像診断装置)を使った研究では、マインドフルネスを続けた人は、左海馬や側頭頭頂接合部において灰白質の密度が増加。左海馬は感情コントロールに関係し、うつやPTSD(心的外傷後ストレス障害)の人では小さくなっていることが知られている部位であり、側頭頭頂接合部は思いやりや共感に関わっている部位です。

2013年には、209の研究、延べ被験者数1万2000人以上のデータを対象にメタ分析が行われています。
結果、マインドフルネスは心理的な問題、特に不安、うつ、ストレスの減少に効果があるといってよいという研究報告も出ています。

【2】メリット2:感情のコントロール

マインドフルネスの考えを実践し、今の自分の状態を客観的に見つめることで、感情をコントロールする習慣が身につきます。ある実験では、あらゆる依存症患者に対して、マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)のプログラムに3回参加させた結果「ドラッグやアルコールへの依存が弱まり、精神状態も大きく改善した」という報告も出ています。

【3】メリット3:集中力の向上

効果として実感値が高いのは、集中力の向上です。マインドフルネスの考え方である「今の瞬間に意識を集中させる」ことが、習慣として身につくことにより、今やるべきことに集中して、他の事に気をとられずに物事を進めることができるようになります。

【4】 メリット4:創造力の向上

マインドフルネスの考え方が習慣化することにより、現状を俯瞰的に見る力が養われます。また、ストレスの軽減、感情のコントロールができることで、心に余裕ができ、周りを見渡して、広く深く考えることができるので、創造的な考えも生まれやすくなります。

【5】メリット5:睡眠の質の向上

人間の脳はモンキーマインドと言われ、脳の中では、いろんな考えが常に駆け巡っています。睡眠の質を上げるためには、考え事や悩み事などを排除し、脳を休める必要があります。マインドフルネスが実践できている人は、今の瞬間の眠ることに集中することができるので、リラックスした状態で質の高い睡眠をとることができます。

3)マインドフルネスの実践方法

マインドフルネスの実践方法にもいくつかあります。その中の代表的なものを3つ紹介します。今、自分が行っていることに意識を向けるためのアウトプット方法と考えてください。

【1】マインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想は、自身の呼吸に意識を向ける方法です。マインドフルネスの中ではもっともポピュラーな方法で、仏教の瞑想から宗教的な要素を取り除いた方法です。やり方は非常に簡単で、リラックスできる状態をつくり、自身の呼吸に意識を向けるだけでOK。呼吸に意識を向ける際には、余計なことは考えずに呼吸することに集中することが重要です。詳しいやり方は、この後5つのステップでご説明します。

【2】ジャーナリング

ジャーナリングとは、思いつくことを思いつくままに、5分間~10分間、ひたすらノートや紙に書き出す方法です。思いつくことを思いつくままに書き記すことで、自分の考えや状況、感情に意識を向けることができます。また、書き出すことで、自身の中の感情や考えが洗い出され、心が穏やかになる。抱えていた負の感情や考え、自分自身で思ってもいない気持ちが出てくることで心がスッキリするなど、さまざまな効果が期待できます。

ポイントとしては、時間を決めて、その時間内は、ひたすら書き続けることです。書いた内容をあとで振り返る必要はないので、体裁や書き方なども気にする必要はありません。心の中のもう一人の自分と会話をするようなイメージで時間いっぱい書き出してみましょう。

何から書き出したらよいかと迷う場合は、最初だけテーマを持って進めてもいいかもしれません。たとえば、「今、気になることは・・・」「こうなったらいいなと思うことは」など、書き出しやすいテーマで書き始めてみてください。

【3】マインドフル・イーティング

マインドフル・イーティングとは、意識的に食べることに向き合う方法です。食べることに意識を向けることで、食べるスピードや食べる量に意識を向けることで、食習慣が改善されること。さらには食べる行為に意識を向けて、料理を味わうことで幸福感を得ることができます。

(1)五感を意識して食べる

・視覚
その料理は、どのような色合いなのか?どのような素材が使われているのか?どのような器に盛られているのか?今から自分が食べる料理をしっかりと見て、食べてみましょう。
・触覚
料理を口に運び、その料理の舌触りや固さ、料理の温度などを楽しみましょう。
・聴覚
食べ物を噛んだときのサクッとした音、カリカリした音、噛んだときの食べ物の音などを意識してみましょう。
・嗅覚
焼いた香ばしい香りや、スパイスの香り、果物のフレッシュな香りなど料理の香りを意識して、食事を楽しみましょう。
・味覚
実際に食べてみて、料理の味付け、食材ごとの味、のどごしなど、今食べている料理に意識を向けて食べてみましょう。

(2)食べる行為を客観的に見つめる

自分の食べるという行為を、俯瞰的に見ながら食事をします。食べるスピードは早いのか遅いのか、何回くらい噛んでいるのか、料理が口の中から食道、胃へと流れていく様子。食べる行為に意識を向けて食事を進めていきます。

4)初心者必見!マインドフルネス瞑想の正しいやり方5つのSTEP

マインドフルネスをするために特別用意するものはありません。マインドフルネス瞑想は、気難しく考えず、自身の呼吸に意識を向けることです。最初は雑念に意識がいってしまいますが、下記の5つのステップで実践してみましょう。

【1】STEP 1:姿勢を正して座る

座る際には、背すじをのばすことと胸を開くことを意識してください。背中が丸まっていたり、身体がひねられていると深い呼吸ができないので、深く呼吸ができるよい姿勢を心がけてください。

※椅子に座る場合は浅く腰掛け背もたれには寄りかからない、あぐらの場合は、座布団にお尻の部分だけのせるとやりやすいです。

【2】STEP 2:目を瞑る

目を軽く閉じてください。きつく瞑ろうとするとリラックスできないので軽く閉じてください。また目を閉じると、雑念に意識がいってしまうということであれば半目を開いた状態で1メートル先くらいの床に目を向けてみてください。

【3】STEP 3:呼吸を意識する

息を鼻から吸い込み、鼻から吐きます。空気が鼻から入ってきて、身体の中に拡がり、鼻から出て行くことを意識してください。空気を入れたときの胸やお腹の動きなども意識してみてください。実際に手を当てて確認しても構いません。

【4】STEP 4:雑念を排除する

呼吸に意識を集中していても、仕事やプライベートさまざまなことが頭をよぎることがあると思います。雑念が浮かんだことに気づいた際には、その雑念をラベリングして意識の片隅に置きます。例えば、部下の仕事の進捗に関する内容が浮かんだら、部下のこととラベリングをして置き、再び呼吸を意識してください。

【5】STEP 5:STEP 3・4を繰り返す

呼吸を意識しながらも、さまざまな雑念が出てくると思いますが、根気強く呼吸に意識を戻して続けてください。

5)実践するうえでの3つのポイントとは?

【1】今の状況を客観的に観察する

呼吸をする際に、自分を客観的に見つめることが集中しやすくなります。部屋の中の空気流れや、自分の位置、自分の中の気の流れなどを客観的に意識をすることで高い集中力を持って、瞑想を続けることができます。

【2】正しい姿勢(効果を高める)

姿勢が悪いと呼吸が浅くなります。座るときに身体を支える骨盤を意識して背すじを伸ばすことで深い呼吸ができるようになるので、呼吸に集中しやすく、効果も高まります。

【3】実践する時間を決める(習慣にする)

朝食後に5分間、就寝前に5分間など、生活の中で実践する時間を決めることが継続のコツです。また、時間が空いたら、隙間時間の5分間でなど、実践する時間を設定しておくのもよい方法です。

まとめ

【1】マインドフルネスは「今の瞬間」を意識する考え方
【2】ストレス軽減などの効果は実証されている
【3】マインドフルネス瞑想は5つのステップで実践できる
【4】1日3分でもいいので継続して実践することで効果が出てくる

アクティビスタでは、スタンフォード大学でマインドフルネスを研究され、スタンフォード大学のみならず、東京大学でも教鞭を取られていた「スティーヴン・マーフィ重松」先生のセミナーを企画・運営をお手伝いしています。癒しだけでなく、多くのことを気づかせてくれるマインドフルネス。興味や関心がある方、またマインドフルネス講演に関するご質問など、ぜひご連絡ください。