みなさん、こんにちは。
アクティビスタの活動内容の中でも力を入れており、より深掘りをして行こうと考えている『理念ビジョン再構築コンサルティング』の紹介をしていきたいと思います。今回紹介するのは日暮里レディースクリニックさんの理念づくりです。
理念づくりがスタートしたきっかけ
代表の河合さんがお世話になっているライフプランナーの方が、これからクリニックを開業しようとしていた奥田先生を紹介してくださり、理念づくりが始まりました。開業しようとするときに、理念が大切だということはわかっていても、どのように進めて良いのかが不安とのことでしたので、想いを言葉にするお手伝いさせていただくことになりました。
アクティビスタが考える理念づくりで大切にしたい3つのポイント
1.お題目ではなく、自分の言葉で語っているのか?
2.ビジョンやポリシーと一貫性があるのか?
3.分かりやすい表現で端的にまとめられているのか?
どのように理念づくりを進めて行ったのか
奥田先生は、妊娠を望むご夫婦の力になれるクリニックを開業しようと思ったきっかけ、いつから医療に興味を持ったのか、その中でも赤ちゃんの誕生を望む方々に寄り添おうと思った理由などのお話を聞くことから理念づくりはスタートしました。色々とお話を伺いながら進めていく理念づくりのコンサルティングは、お客様からの返答や、雰囲気によって次に出る質問も変わるために、型に決めきれないことが多いです。
しかし、今回のブログを書くにあたって、”どんな質問をしていくんですか”と聞いたところ、70以上の質問が河合さんの頭の中にはあることが分かりました。
会社が大切にしたい価値観を分かりやすい言葉にすることで、より、経営者の方の考えを整理する力になれること、その考えを社員に共有しやすくなること、更には社内の一体感を醸成できることなど、とてとお力になれると実感しています。
経営者の方の人生背景を出来るだけ丁寧に、細かくお話を伺わせて頂く中で、聞こえが良い言葉を集めて理念を作るのではなく、先生の想いや、感じていることを出来るだけそのまま言語化出来るようにまとめていきました。奥田先生は診療の仕事があったため、このようなヒアリングの時間は診療が終わった夜の時間に、自宅に伺わせて頂き、奥様と奥田先生とお二人にお話を伺わせて頂きながら作成していきしました。
先生からの想いのひとつとして、お子さんを授かりたいという方は多くいらっしゃるものの、対応が追いついていない。大きい病院であるほど、効率を重視してしまうことがある。そこで、お一人お一人の気持ちに寄り添えるような病院を目指して行きたい、という想いを伺うことができました。
身体的なサポートはもちろん、心にも寄り添い、サポートもできるようにしたいという気持ちもあるとのことでした。先生の出身大学の理念や、他の理念に対してどのようなイメージを持つかなど話をしていくことで、大切にしていきたい価値観の明確化を進めていきました。
「寄り添う。優しく、しなやかに。」
細かな言い回しや、言葉の順番、選び方、100通り近い文章の中から、選ばれた言葉は、正に奥田先生にも、こんな想いを大切にしたいと思っていたんだ、と心から喜んで頂けることができたことは私たちにとっても、とても嬉しいことです。また、この想いを具体的に行動に移しやすいように、と、行動指針も作成していきました。考え方でなく、具体的にどう行動することが、日暮里レディースクリニックらしいのか、という行動こそ、日々の診療の中で大切なことです。お題目の理念やビジョン、行動指針ではなく、等身大かつ、出来る限りそのままのメッセージで、大切にしたい価値観を表現する。その再現にアクティビスタはこだわって理念再構築のコンサルティングにこだわっております。
アクティビスタでは経営者をはじめとする経営チームに寄り添い、現場を訪問し、ヒアリングを重ね、微妙な表現の違いや、フォント、行間、バランスなどの詳細にこだわり、想いを届ける、伝えることが出来るようにお手伝いさせて頂きます。お力になれることがございましたらご連絡下さい。
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