みなさん、こんにちは。
今回は2018年9月に11日に世界的な起業家コミュニティーであるEOの東京チャプターの勉強会で、スティーヴン先生による、マインドフルネスのワークショップの企画のアレンジをさせて頂いた様子を紹介します。
講師紹介
講師はスティーヴン・マーフィ重松先生と奥様のチナさんです。マーフィ先生はハーバード大学で心理学の博士号取得された後、ハーバード大学、東京大学、スタンフォード大学で教鞭をとられました。現在ではスタンフォード大学ライフワークス・ファウンデイング・ディレクターを務めていらっしゃいます。
”EO”とは?
EOとは「EO-Entrepreneurs’ Organization(起業家機構)」の略で、1987年に設立された組織で、参加条件は、創業者かつ現役の経営者、かつ年商1億円以上です。EOは世界54カ国、173拠点が存在し、13,000人を超える起業家たちが所属しています。日本では95年にグロービス創業者でグロービス経営大学院学長の堀義人氏を中心に設立。国内ではTokyo、Osaka、West Tokyo、Tohoku、Nagoya、Fukuokaの6つのチャプターがあり、日本全体では約450人の会員がいます。
今回の勉強会を行った「EO Tokyo」には世界で最も多い263人が所属。月に一度の勉強会「月例会」を行う他、メンバーが約10人ごとに分かれて定期的に集まる「フォーラム」など、様々な学びや共有の機会があります。
*参考Forbes「創業者、かつ年商1億円以上 一流の起業家が集う「EO」の知られざる結束」
今回の勉強会には約140名ほどの参加者の方がいらっしゃいました。
マインドフルネス
今回の勉強会では140名の方がいらっしゃったのですが、いつもの参加者人数より多いそうです。経営者が”マインドフルネス”に関心があるのだということがわかりました。「名前は聞いたことがある。」「なんとなく瞑想とかをするのは知っているけど、何かと聞かれると答えらない。」という方が多いように感じました。
アメリカの有名大学である「スタンフォード大学」や「ハーバード大学」でも、学生の中には「今の自分は何か物足りない。」と感じている子も少なくないそうです。精神療法の一つに、「森田療法」というものがあります。この療法は「自分をありのままに受け入れると変わることができる。」という考え方です。この「ありのままを受け入れる」という考え方は、マインドフルネスに通ずるものがあります。
過去の失敗や、未来への不安に意識を向けるのではなく、”今、この瞬間”を意識することで心を落ち着かせることができます。マインドフルネスはあくまでも状態であり、瞑想や、メディテーションはその手段に当たるそうです。
瞑想体験
勉強会では、実際に瞑想を体験しました。瞑想の方法については色々な方法がありますが、今回は椅子に座りながら行いました。スティーヴン先生も大学で授業を行う前に10分程度瞑想を行うそうです。これは宗教的な意味合いがあるわけではなく「心を落ち着かせる」目的で行います。宗教上瞑想ができないという学生には、静かに目を閉じてもらったり、祈ってもらったりするそうです。この心を落ち着かせる時間を設けることで、そのあとの授業の雰囲気が変わるそうです。これはビジネスにも応用ができます。会議の前などに瞑想を行うことで、心が落ち着き”今”に集中することができます。すると”今”はなんの会議なのか、何を決める時間なのかなど集中できる様になり、効率の良い会議ができるようになります。
癒しだけでなく、多くのことを気づかせてくれるマインドフルネス。アクティビスタではマーフィ先生のマインドフルネス講演会の企画・運営をお手伝いしています。興味や関心がある方、またマインドフルネス講演に関するご質問など、ぜひご連絡ください。
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